ハリスホークの再調教
3歳の♂のハリスホークの再調教をする為、現在様々なトレーニング方法を見直しています。
そのうち、最も重要なもののひとつに条件付けトレーニングが上げられますが、今回は条件付けトレーニングの方法と気づかない内に冒している悪い習慣化について記事をまとめました。
条件付けトレーニングとは
条件付けトレーニングとは、ある行動を修得する為に餌を与えてその行動を定着させる方法の事で、動物のしつけやトレーニングの基礎になります。
肝心なのは餌の与え方です。
行動の修得は、覚える事と定着させる事
ある行動を修得するためには、「覚える」ことと「定着(習慣)する」事が必要です。
ある新しい行動を覚えさせる為には、餌は毎回与えるのが良いとされています。
そして、覚えた行動を定着させるには、餌はあったりなかったりするのが良いと言われています。
一見簡単なトレーニングのようにも思えますが、実は、気づかない内に悪い行動を習慣化さている場合もある為、普段から訓練方法に不適切な手順はないか、注意を払う必要があります。
ルアー修得の条件付けトレーニングと問題点
条件付けトレーニングは理屈が分かりやすく、取り入れるのは簡単なようにも思います。
ですが、気づかない内に悪い行動として習慣化させている事があります。
私自身の経験からもルアートレーニングを例に挙げてみます。
訓練の入れ方は、こちらの記事で詳細にご紹介しています。

ルアー訓練の覚え方
初めてルアーを入れる場合には、ルアーに大きな餌をつけて近くから目の前に放り投げ、必ず仕留させて付いている餌を完食させてから据え上げを行います。
最初は目のまえに餌を投げますが、徐々に放り投げる位置を高くして、空中でのキャッチが可能になるようにします。
出来るようになるまでは、なるべく餌を仕留められるようにします。
ルアー訓練の定着
通常は、ルアーは他の訓練の後(最後)に1回か2回行います。
注意が必要なのは、ルアーでは合図をする前に来てしまった場合には、仕留めさせないようにする事です(仕切り直し)。
これは、合図をしていないのに来た場合にも餌を与えると、勝手に来る事を覚えてしまうからです。
ルアー訓練の悪い習慣とは
ルアーの空中キャッチは、いつ見てもかっこよく、私の好きなトレーニングの一つです。
ですが、ルアーで呼び戻すときはすぐに反応するのに、グローブで小さい餌を見せた時には、反応は鈍くなります。
これが行動の習慣化による問題の現れです。
ルアー訓練の習慣化による問題点
実はルアー訓練ばかりを行っているとグローブへの戻りが悪くなると言われています。
通常ルアー訓練は呼び戻しなど他の訓練の最後に行いますが、大きな餌を食べられるルアーのことは、好きなハリスは多いようです。
その為、ルアーばかりを行ったり、毎回訓練の後にルアーを入れていると、ルアーにしか反応しなくなるのです。
問題点の改善
ルアー以外での戻りを良くするのであれば、まずはルアー訓練の回数を減らし、毎回の訓練で行うのではなく、時々行うようにすることです。

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