第一ポイントの分析と対策
フライトフェスタとは、毎年3月初旬に千葉で行われている日本最大級の猛禽類の祭典で、猛禽たちの訓練成果を披露する競技会です。
今回2026年3月1日のフライトフェスタ、ハリスホークアジリティ部門に初参加する事を決めましたので、ここに、日々の訓練や反省を綴っていきたいと思います。
初めて出場するフライトフェスタですから、何とか失格しないでゴールしたいものです。
その為にも競技について、また過去動画から傾向分析と対策を講じていきます。
チェックポイントは例年4つ
前回の投稿で、過去動画を参考にコースのご紹介をいたしました。
- 第一ポイント:スタートラインから、最初のパーチに留める。
- 第二ポイント:長い(高い)Tパーチにハリスを止める
- 第三ポイント:低いパーチにハリスを留める
- 第四ポイント:ハリスに狭い場所を通過させ、その上の人工芝に留める。
ルール等の詳細は、フライトフェスタとは~初出場まであと67日~をご参照頂ければと思います。
第一ポイントの分析
今回は、最初のポイントである『スタートからパーチへとめる』という課題について、より詳細に分析したいと思います。
スタ-トの方法とパーチまでの距離

2023年スタート地点からとパーチまでの距離
スタート地点からその先にある最初の(長い)パーチに、1分以内に留まらるのは毎年共通のルールで、スタートの方法が異なる点も、前回ご紹介しました。
- 方法1:スタート地点のパーチからパーチへ(2019年)
- 方法2:スタート地点から投げてパーチへ(2023年・22024年)
- 方法3:スタート地点から一緒に走って近くから投げる(2018年)
- 方法4:地面からパーチへ(2018年)
スタート地点からパーチまでの距離は長くはなく、動画から推察するのは7、8メートルくらいでしょうか。
ファルコナーのスタート
2023年の映像によれば、ハリスがパーチにとまってから、ファルコナーが追いかけていましたが、24年では、投げてからすぐに追いかけているようです。
これも当日どのようなルールであっても対応できるようにしなければなりません。
3月初旬の千葉の天候
- 気温:まだ肌寒く、日中は暖かくなる日もあるものの朝晩は冷え込み、気温差は大きい
- 降水量:低気圧や前線の影響で雨の日もありますが、晴の方が多く、降水量は少ない傾向。
- 風:春一番のような強い風が吹くこともあり、天候が変わりやすい。
以上から3月初旬の千葉の天候の特徴は、日中は暖かく、降雨量は少なめですが、強風に見舞われる日もあり、変わりやすい特徴のようです。
2025年12月30日の段階で私が分かるのは、このくらいですので、対策をしていきましょう。
過去の出場者から見る傾向と対策
1分以内にパーチに留める為には、どのような対策が必要かまずは過去の出場者の方がそのように飛ばしておられるのか分析をし、傾向を掴みたいと思います。
強風対策
毎年必ず強風に煽られるわけではないようですが、2月3月は強風に見舞われる時期でもある為、普段の練習からも対策の必要性が高いと思いました。
2023年がそのあたり年で、強風によって第一ポイントでの失格になる方が多く見受けられました。
強風に煽られた場合は、前方に投げても風下に煽られパーチに着く前に後ろの方に流されていました。
ハリスホークは気流に乗って飛行するのが特徴です。その為向かい風には弱いので、強く投げすぎると上昇してから風下に流されるようにも見えました。
また、弱く投げれば地面に着地するようです。
筋力アップトレーニングで確実に胸筋を鍛えてみたいと思いますが、強風の中でのトレーニングも欠かさず行う事が必要なようです。

2025年12月22日強風で羽根が乱れる
パーチ対策
まずはパーチにとまる事を覚えさせることが必要だと考えました。
パーチまでの距離を※5メートル以上にして特訓を開始する事にしました。
※ハリスホーク(インプリント個体)で時に見られる傾向に、3メートルでは反応が良いのに、4メートル以上になると、とたんに反応しなくなることがあるからです。
スタートの方法
投げる方法でも、パーチから飛ばす方法でも、一緒に走ってから投げる方法でも、出来るようにしておかなければなりません。
天雅君の根本的な問題
実は私がフライトフェスタの出場を決めた最大の理由は、天雅の調教が上手く行ってないないという自覚があったからです。
私のパートナーであるハリスホークの天雅君は、現在3歳6か月ですが、フリーフライトにすると、度々電線や高い木に行ってしまいます。
普段から肉色は高めに維持していますが、必ず回収する事が出来たので、フライト自体は楽しんでいました。
ですが、体重を下げても反応が良いとは言えない日が多々あるので何とかしなければと思いつつ、何をどう考えたらよいのか見当をつけることが出来ないまま、フライトを続けてきたという経緯もあります。
そこで課題を得る為にもレースに出るのが良いかなと思い、フライトフェスタ2026への出場を決めました。
最大の問題点は勝手に遠くへ
私が天雅のフライトで問題だと思っているのは、遠くへ、高いところへと勝手に行ってしまう事です。
結果的に、好物の餌でなければ戻らないという悪い癖をつけてしまった(私が調教された)ので、今回早急に改善せねばならない点です。
トレーニング方法の見直しと根拠
そこで対策としては、まずは以下の3点を徹底的に行いたいと思います。
1点目:紐付き訓練の徹底
紐をつけての初期訓練に戻る事にしました。
フリーにした場合、回収の為にはルアーを振るのがやむを得ない状況もありますが、これが諸悪の根源です。
その為、大きな餌でなければ回収できない状況は作らないようにする為、紐付きトレーニングにしなければなりません。
そして基本訓練でもご紹介していますが、スモールステップスを完璧に行えるようにならなければなりません。
スモールステップスで最も重要なのは、餌への反応を条件反射的に出来るまで高めることです。
これが出来なければ、フリーでフライトフェスタで完走する事はできないでしょう。
2点目:メニューの定型化を止める
トレーニングは、私の場合は渡り(あるいは後追いもどき)を7~8本して、それから遠くに飛ばしてルアーを2回振っていました。これは無意識のうちに定型化してました。
ルアーはほぼ毎回最後に行っていましたが、今回訓練方法の見直しをした事で、ルアーばかりを行うと、ルアーや大きな餌にしか反応しなくなるという問題が生じる事がわかりました。
特にルアーを最後にしていた事や頻回に行っていた事は、天雅が遠くへ行ってしまう最大の理由の一つと考えますので、餌の大きさは変えず、回数を減らしていこうと思います。
また、紐付きの場合には筋力は低下しますので、この対策も兼ねて、メニューそのものが定型化しないように筋力アップも加えていきたいと思います。

2025年12月29日ジャンプアップトレーニング
3点目:成功体験を増やしてあげる
成功体験を増やす事は、鳥自身が自信を持つ事に繋がるので、ここでパーチに餌を乗せて、そこに来れば好物をもらえるという事を教えていきたいと思います(条件付け)。
今までは、①パーチへ投げる→②パーチから呼び戻す→③グローブで餌→④パーチに投げる→④呼び戻し→⑤餌、という手順でした。
失敗をするのは、必ず①③パーチに投げる時です。これを天雅の目線でとられえると、パーチに行く事にメリットはない為に、遠くに行きたがるのではないかと考えました。
その為パーチに行った時に餌を与えるという方法をとり、これが定着したころ合いに、パーチに餌を乗せる頻度を下げ、餌を乗せなくても確実にとまるように訓練を入れいていきたいと思います。
フライトフェスタまであと61日
訓練の概要や自己分析については後日改めて投稿いたしますので、今後も天雅や私の珍プレー、好プレーを楽しんでいただければと思います。
最後までありがとうございました。


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