フライトフェスタ2026
毎年3月初旬に千葉で行われている日本最大級の猛禽類の祭典であるフライトフェスタは、2026年は3月1日に決まったようです。
あと残りわずかです。
鳥屋明けから12月までの訓練
2025年6月には初出場を決心し、同年の鳥屋明けから基本のトレーニングの見直しを行ってきました。
8月下旬からジャンプアップを開始して、10月まではスモールステップスを中心に、前年よりも少し早くフリーにする事は出来ました。
11月から始めた後追い訓練で『勝手に遠くに行ってしまう』という問題に直面し、ここでも基本の後追いトレーニングに戻ります。
そして12月の中旬に、フライトフェスタの過去動画を参考に、分析を加えながら本格的な対策トレーニングに乗り出しました。
第一ポイントの分析と対策

2023年フライトフェスタより
フライトフェスタのハリスホークアジリティーでは4つの地点にクリアすべき課題があり、第一ポイントはスタートラインからパーチにとまる事です。
そして、フライトフェスタ~分析と対策:第一ポイント~では、過去の動画を参考にして、パーチに確実にとまる訓練方法について考察を重ね、12月中旬から訓練を行いました。
第一ポイントの強化訓練は、2025年12月20日頃から2026年1月2日までの約14日間になりますが、前半(訓練9日目まで)と後半(10日目~16日目)に分けてご紹介いたします。
訓練内容と経過(前半)
スタート地点から確実にパーチまで飛ぶようにするためには、まずは天雅にパーチへ行く事を覚えてもらわなければなりません。
その為にどうしたら良いか考えると、実際にパーチを使用してのトレーニングをするのが良いかと思いました。
このパーチは今回のトレーニング用に用意したものではなく、元々はコンゴウインコと同時に外出する際の止まり木にする為に用意していたものでしたが、丁度役に立ちました。

2025年4月19日:外出が出来るようになったばかりのコンゴウインコのサファイア君と天雅君
今回の投稿では、訓練の転機を迎えるまでの約9日間(前半)についてのご紹介します。
訓練1~5日目(12月20・21・22日・23日)
基本的な訓練の流れ:①スタート地点に立つ→②パーチの近くまで一緒に走る→③パーチにとまらせる→④グローブに呼んで餌を与える→⑤スタート地点に走って戻る→①に戻る
- 初日:動画なし
- 2日目 【20日/623g】紐なしで訓練。前半は調子よく進むが、後半でパーチを外れて林に行ってしまう。撮影が途切れた為動画はないが、パーチを外れる回数は3回以上あった。結局餌で呼び戻す。
- 3日目【21日/618g】紐なしで訓練。前日反応が悪かった分餌を減らしたところ、反応は良かったが、近くから投げてとまらせようとするとパーチから外れること2~3回。結局餌で呼び戻す。
- 4日目【22日/644g】強風の為紐をつけて訓練。後半で3Mくらいの距離で投げるとうまく行く。このあたりでパーチにとまる事を覚えてくれたように感じる。パーチを外れたのは1~2回、この時は紐付きの為餌を使用しないでグローブに据えて回収するがそのあと林に飛ばすした為、結局餌で呼び戻す。
- 5日目【23日/630g】また(何故か)紐なしで訓練再開。この頃から天雅が、グローブからパーチにとまるという行動を認識して飛ぶようになったと感じた。
訓練1~5日目の振り返り
最初の5日間は、紐をつけずに私が一緒に走ってパーチの近く(1~3M)から投げてとまらせるというものにしました。
ですが、いつも途中で林に行ってしまい、こうなると回収するためには餌を使って呼び戻すしかありません。
本来、ファルコナーの指示が入らない場合には餌を与えないで回収するのですが、そうしたことが出来るのは、地面に降りた時や、紐付き訓練で据え上げる事が可能な場合です。
なので、4日目はひもをつけて行動制限をかけ、パーチから外れる場合には餌を与えないでもう一度仕切り直し、としたのですが、結局この時も終盤で林にフライトをさせてしまいます。
改めて動画を見て気づいたのは、ちょっと調子が出ると距離を持たせてみようと、私がつい無理をして飛ばしてしまう事が多かったという事です。
また、何本か往復を繰り返した後になるので回収にも30秒~1分がかかっています。
このような行動を繰り返すことで、餌をもらいたいが為に勝手に遠くへ行く、好物をもらえるまでファルコナーを無視する、という悪循環に陥ります。


練習6~8日目(12月24日~28日)
12月24日現在、当日まであと67日となりました。
この頃は、どうしたら天雅がパーチを外れないで真っすぐに向かってくれるのかを常に考えるようになりました。
- 6日目【24日/633g】紐付きで訓練。雨の為ガード下7~8Mの距離で行うが反応は良く、またパーチから外れずに7往復。その後は筋トレの為にジャンプアップ訓練(初日)
- 7日目【26日/660g】紐付きで訓練。強風だったこと、WTが重い事から自宅駐車場でのスモールステップス訓練を行いました。
- 8日目【27日/638g】紐付きで訓練。3Mくらいから徐々に距離を伸ばし、最終的には10M位でパーチに投げて呼び戻しの訓練を行う。終盤で投げる時に林の方に行こうとしてバイクに紐が引っかかる。据え上げて回収する。3回位失敗する。
- 9日目【28日/633g】紐付きで訓練。筋トレから始め、往復の練習。パーチを外れることが2回あった。
練習6~9日目の振り返り
ここでも基本的にはパーチからグローブへの往復訓練になります。
紐をつけなければ林の方に行ってします為、紐付きでの訓練に徹していきますが、この場合筋力低下する事が考えられましたので、筋力アップトレーニングも同時に行うようにしました。
訓練6日目は丁度雨だった事もあり、雨をしのげる河川敷のガード下で、パーチまでの往復訓練をメインに、基本にのっとったジャンプアップ訓練も併用して行いました。
パーチとグローブの距離は約7~8Mでしたが、11回の往復でパーチを外れる事はありませんでした。
ですが、8日目・9日目に行った訓練では約10M(~15M)位の距離から投げると、やはりパーチを外れて林の方に行こうとしますので、未だパーチに行く事は定着しているとは言えない状況でした。、
7日目は強風でしたので自宅駐車場での訓練になりました。距離は7M位、またいつも行っている場所の為往来を外れる事はなく、26回の往復が出来ました。
訓練9日間の総合評価
実はこの9日間はほとんど訓練の進展を実感することが出来ませんでした。
パーチとグローブの間の往復練習では、4~5Mの短距離なら問題ないのですが、7~8M以上ともなるとどうしてもパーチに行く間でコースを外れてしまうからです。
そこで動画を見てみると、パーチに投げてとまった時にすぐに振り向くなどの行動がなく、よそ見をしている事に気が付きます。
餌への反応が悪い場合には肉色・体重を下げるのは基本的事項の一つかと思いますが、すでにフライティングウェイトである以上、これ以上体重を下げるのは最良とは言えません。
そこで、天雅にとってパーチに行く事とはどういう事かを考えてみると、ある事に気が付きました。
まず、パーチに行っても餌があるわけではない為、この往復のトレーニングは退屈もしくは苦痛でしかないのではないか、という事です。
そもそも天雅が(遠くの)林に行こうとするのは、恐らく遠くへ行けば私が大きな餌を見せたり、好物のキンカンなどを見せる事を知っているので(今までの訓練が誤り)、それを期待しているからだと思います。
この点は以前より気が付きながらも、趣味の範囲でフライトは十分楽しんでいたのと、矯正方法が考えつかず、2025年の鳥屋明けから基礎トレーニングを丁寧に行う事で、訓練方法の見直しをしていたところでもありました。
後半の訓練方法
今までは、①パーチへ投げる→②パーチから呼び戻す→③グローブで餌→④パーチに投げる→④呼び戻し→⑤餌、という手順でした。
失敗をするのは、必ず①③パーチに投げる時です。
もし、パーチに行く事にメリットはがないが為に、遠くに行きたがるのであるなら、パーチに行った時にも餌を与えるという方法をとってみてはどうかと考えました。
そして次回以降の訓練で、パーチにも餌を置いて往復の訓練を入れていく事になりますが、結果的にはこれが功を奏します。
最終的には、行動が定着したころ合いを見計らい、パーチに餌を乗せる頻度を下げ、餌を乗せなくても確実にとまるように訓練を入れいていきたいと思いますので、今後の経過もお楽しみいただければ幸いです。



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