ラブバード~手乗り崩れのリハビリ~

ラブバードの調教 コザクラインコ コンパニオンバード
お預かり2日目:リラックスハウスをご用意

荒鳥となったコザクラインコのリハビリ

今回手乗りリハビリをしたよもぎちゃん

コザクラインコは、柔らかな色合いとぷっくりとしたフォルムが特徴の小型のインコで、そこにいてくれるだけで私たちの心を癒してくれる近年人気のラブバードです。

今回手乗り崩れとなったコザクラインコのリハビリをしましたので、その様子についてご紹介いたします。

その前にまずはコザクラインコがどのような鳥かご紹介いたします。

ラブバードとは

ラブバードは、オウム目インコ科ボタンインコ属に属している鳥類のことを言い、コザクラインコ、ボタンインコなど9種類がいます。

何とも愛らしい呼称ですが、その所以はラブバードに備わる性質にあるようです。

ペアで飼えば羽づくろいし合いながら寄り添って暮らし、1羽を大切に飼えばただ一人の飼い主に愛情を示す、仲間に対して深い絆を結ぶと言われています。

ラブバードという呼び名の他コンパニオンバードという呼び方もありますが、双方が持つ言葉の意味合いは若干異なるようです。

ラブバードもコンパニオンバード

コンパニオンバードとは、人間と一緒に暮らし、言葉によるコミュニケーション能力と協調性を身に着けながらも、あくまでも自分のしたいことを追及する鳥の事で、飼育下では人がサポートをしなければほとんどは野生化すると言われています。

結局のところラブバードもコンパニオンバードとして購入されるのですが、ラブバードは他の鳥と仲良くさせるよりも、人間に懐かせた方が好ましいようです。

コンパニオンバード 調教

コザクラインコとハルクインコンゴウインコの大きさを比較

よもぎ
よもぎ

写真はコンパニオンバードのコンゴウインコとラブバードのコザクラインコ。大きさの差は歴然。

つがいにするなら最初からが良い

手乗りの状態で購入したラブバードを、後からつがいにしようと他の鳥を一緒にすると、喧嘩が始まり傷つけあう事がありますが、それは決して珍しい事ではありません。

人間の調教が入ったコンパニオンバードは、オンリーワン基質でもある為、人間にベッタリと懐かせた方が鳥にとっては幸せだと、個人的には思っています。

ですが後からつがいにする事もできないものではなく、相性があるようなので、購入前にお店の方とよく相談してお迎えする事をお勧めします。

放置をすれば荒鳥に

ラブバード 手乗り再調教 荒鳥

お預かり1日目(6月11日):よもぎちゃん。警戒マックス。

コンパニオンバード・ラブバードとして購入したはずのインコが、家に連れ帰ると手に乗らなくなったり、突然噛みつくようになることがあります。

何故このような事が起こるのか、それは元来から持つ鳥の性質が関係しているようです。

荒鳥(あらとり)とは

人への警戒心が強い為に人馴れせず、ケージで暴れたり人を噛んだりする状態の鳥を『荒鳥』と言い、手乗りから手に乗らなくなったものを『手乗り崩れ』と言います。

どのような種類の鳥もこうなる可能性はあり、その原因としては環境変化が大きく影響をしています。

鳥が手乗りでいられるのは、お店で毎日手乗りで過ごしているから、あるいはトレーニングや放鳥をしているからであり、新たな飼い主に迎え入れられた途端、そうした触れ合いが減り、人間の手への恐怖心が生まれてしまうからだそうです。

しつけやトレーニングは早い方が良い

コンパニオンバードを人馴れさせる為には大きさに関わらずどの鳥も、生後半年頃で一人餌に出来たころを迎えると良いと言われています。

ですが、適切なしつけをしておかないと、すぐに手乗り崩れ、荒鳥になってしまいます。

鳥のトレーニングは小型の鳥なら1歳までに、中型なら2歳までに、大型ならば3歳までに入れるのが良いと言われています。

これはトレーニングが入りやすいと言うだけではなく、この時期にしつけやトレーニングを入れる事で、社会性や協調性を身に着ける事が出来、人間にとっても鳥にとっても素晴らしい生活を送る事ができるからです。

ただ、こうした時期を逃したとしても根気よくトレーニングを行い愛情を持って接しさえすれば、悪い癖を治したり、人間との信頼関係を取り戻す事もできるそうです。

とは言え相当な時間と覚悟が必要になりますので、雛をお迎えしたら早めに適切なしつけやトレーニングを入れる事をお勧めします。

コザクラインコの特徴

コンパニオンバード ラブバード

※止まったスケボーに乗っているだけです。

オンリーワン基質は随一

コザクラインコに限らず、オウム・インコ類はオンリーワン基質だと言われていますが、中でもコザクラインコはその傾向が強いようです。

その為、大好きな飼い主にはベッタリ甘えますが、それ以外の人に対しては攻撃的になる事も少なくありません。

縄張り意識が強く性格はきつい

特に、縄張り意識が強いので自分よりも大きな相手に対しても迷うことなく立ち向かっていきます。

よもぎ
よもぎ

私の家では、世界最大のインコであるハルクインコンゴウインコにも果敢にも立ち向かい、むしろコンゴウインコの方が引いているようです。

性格はきつめで、ヤンチャ。物を齧ったり落としたりするのが大好きですが、気に入らないおもちゃでは遊んでくれないなど気難しい一面も。

また扉を自力で開けたり、エサ入れや水入れをひっくり返すなどは日常茶飯事です。

しっかり固定をしておかないと脱走は勿論、部屋が悲惨な事に。

ラブ・コンパニオンバードに共通の問題点

記憶力が良く、好奇心も旺盛なコザクラインコちゃんは、おしゃべりは得意ではないですが、コンパニオンバードとして社会性・協調性を身に着け、人間のパートナーとして共に生活する事が可能です。

ただ、コンパニオンバードには共通の問題点があり、体の大きさに比例して問題は大きくなります。

呼び鳴き・鳴き声が大きい

コザクラインコは小さな体に反し大きな鳴き声です。

甲高い声で、かつ早朝から日中は頻繁に鳴くので尚更そのように聞こえるのかもしれません。

しつけをしっかりしておかないと、呼び鳴き・早朝鳴きなど問題行動が見られます。

コンゴウインコと比較

私は現在1歳のハルクインコンゴウインコを所有しています。

コンパニオンバード 問題と対策

ハルクインコンゴウインコのサファイア。   手乗り訓練中

コンゴウインコの絶叫はコザクラインコの鳴き声と非ではありませんが、鳴き癖をつけない為のしつけによって、最小限に抑えるようにしています。

コンパニオンバード・ラブバードの問題点は飼い主に構ってほしいがための呼び鳴きで、呼び癖をつけない為のしつけが必要になります。

鷹と比較

コンゴウインコの他、2歳の鷹(ハリスホーク)を所有しています。

ほとんど鳴かず、私個人は最もトレーニングが入りやすく、飼いやすいと思っています。

ただフライトトレーニングは毎日必要で、呼び戻しの訓練を怠るとすぐにロストします。

鷹匠訓練 フリーフライト

鷹の天雅。                        桜が咲き始めた頃のフライト訓練

※ロストとは飛ばしたまま逃げられ見失う事。

噛み癖・かじり癖

インコにはそもそも噛みつきや齧るといった習性があります。

その為そうした事をなくすことはできないのですが、最小限に抑えたり、甘噛み程度にすることは可能です。

基本的にはおもちゃを与え、ひとり遊びができるようにしておくことですが、何故噛んでしまうのかを飼い主側が理解し、鳥の要望を叶えさせる他の行動を身に着けさせるようにします。

コンパニオンバード~玩具の重要性~

基本のトレーニングとしてはいけない事

トレーニングの基本

トレーニングの基本は、普段の体重を把握して、1割程度体重を落とし、餌への反応を良くする事です。

これは空腹を利用して、命令した行動が出来れば餌や好物をもらえる事を教えるのです。

ラブバードやコンパニオンバードはフライトトレーニングを入れるイメージはありませんが、万一に備え、呼び戻しトレーニングはしておくことをお勧めします。

天雅
天雅

鷹のフライトト(呼び戻し)レーニングでは、満腹になる前に回収する事が重要です。満腹になると戻ってこなくなり、最悪の場合逃げられます(ロスト)。

鷹のフライトトレーニング~呼び戻しで重要な事~

フライトトレーニングを入れないまでも、放鳥するときは満腹時をさけましょう。

罰を与えない

最もしてはいけない事は罰を与える事です。

体罰は勿論ですが、悪い行動が見られた時に罰を与える事は、信頼関係を築く上で妨げにしかなりません。

人によっては噛んだときに嘴を指ではじくという方もおられますがこれも体罰に当たります。

また、ケージに戻す、ご飯を抜くといった事もトレーニングではしてはいけない事になります。

失敗した状態で訓練を終わらせない

何かの訓練をするときは、出来た時だけ餌を与えます。

失敗したときにも餌を与えると鳥はそれでも餌がもらえると判断して行動しなくなります。

その為に飼い主が注意する事は、訓練行動のメリハリをしっかりつけて成功と失敗を明白に区別して餌を与えると言う事です。

また訓練を終わらせるタイミングも行動が成功した時になります。

コザクラインコのリハビリ

コザクラインコ リハビリ

荒鳥もリハビリにより     手の上でリラックスポーズ

元々は手乗りの状態で購入したコザクラインコが、手に乗らなくなり、ケージに手を入れれば噛みつくようになったとの事で、今回、噛み癖の矯正と手乗りのリハビリの為に私がお預かりする事になりました。

ラブバード コザクラインコ

お預かり一日目 手を入れると容赦なく噛みつく

プロフィール

  • 名前:よもぎ(お迎え後に命名)
  • 性別:女子
  • 年齢:不詳(飼育歴数年?)
  • もともと手乗りインコ

手乗り崩れに至った経緯

このコザクラインコは多頭飼いされていた子の1羽で、沢山のケージが並ぶ鳥専用の小屋の中で、長年1羽飼いで過ごしていました。

飼育はもっぱら餌と水やりだけで、他の子たちも含めケージのお掃除も適切にされているものではありませんでした。

最近になってつがいにしようとしたところ、相方とうまく行かず喧嘩になり、結局つがいにでもできなかったそうです。

手にも乗らず、繁殖させる事もできない、このような鳥がたどる末路はたらいまわしになるか、保護施設で暮らす事になります。

飼育放棄された鳥のリハビリ

実はインコやオウムは年齢にほぼ関係なく、リハビリする事ができると言われています。

また鳥のリハビリで最も適しているのは、虐待ではなく、無視し続けられた鳥、飼育放棄された鳥なのです。

今回お預かりしたコザクラインコも飼い主に飼育放棄に近い状態にあった鳥で、噛みつく事により手放される状況にある子でした。

このような鳥の多くは、最初の家、時には2番目の家から追い出された過去を持ち、問題行動により手放されるのがほとんどですが、若い鳥で、差し餌育ちの鳥はコンパニオンバードとして素晴らしい鳥に仕立てられる可能性があるのも事実です。

若ければ若いほどよく、小型鳥では1歳以内、中型なら2歳以内、大型なら3歳~5歳以内で、この年齢は間違いなく若いと言える年齢であり、高い確率で問題行動の改善がみられます。

新たな環境に迎え入れられただけでも大きな変化が生じ180度行動は好転しますので、あらゆる手を尽くしてここが最も幸せなところである事を教えていくのが、最善策になるでしょう。

基本訓練:手から餌を食べる事ができる

手乗り訓練の基本は、手から餌を食べる事ができるようになることです。

鳥さんが餌を食べたいという欲求を利用して行いますので、トレーニングは必ず空腹時に行うようにします。

インコのように、生態系では被捕食者にあるような鳥さんは、餌を食べる時が最も無防備な状態になる為、空腹でなければ危険をおかして飛ぶ事はない為です。

基本1:体重測定

空腹の判断の指標の一つに体重測定があります。

まずは鳥さんのフルウェイトを計り、それより10%程度下げた体重で訓練を行います。

よもぎ
よもぎ

フルウェイトは、これ以上食べられない、という状態で過ごしていた時の体重です。

体重の落とし方で注意が必要なのは、20%以上下げるのは好ましくなく、25%以上落とすと生命に危険が及ぶ可能性があると言う事です。

基本2:指先の餌を食べてから手のひらの餌へ

トレーニングが全く入っていない雛あるいは成鳥では、手への恐怖心がある為、まずはケージの中で、指先に餌をつけて少しづつ与えるようにします。

この時さんと指の距離は、鳥さんが足をかけなくても届く位置にします。

指先の餌を見てすぐに反応してついばむようになれば、次は手のひらに餌を乗せ、嘴が届く位置に手の平を差し出しこれを食べれば次の段階に行きます。

基本3:徐々に嘴と餌の位置を離す

反応が良ければ、徐々に鳥と手の位置を離し、鳥が足をかけなければ届かない位置に手をおくようにします。

鳥さんは片足づつ足をかけますので、最初は片足だけでもかけてくれたら成功です。

この時この手が安全かどうか確認しながら恐る恐る、それでも餌食べたさに乗っているので、焦らずにじっとしてあげ、まずは安全なんだと言う事を覚えてもらいましょう。

しばらく繰り返すと、片足ずつ両足を乗せるので、しっかり両足を乗せたら手をゆらさないように安定した状態で食べられるようにします。

状態が安定したらケージの外に出してみましょう。

ただし、フライトに慣れていない子の場合には、いきなり飛び立ち、部屋の壁に激突する恐れもあるので、注意が必要です。

また、高い所に入る可能性がある場合の想定もして、無理のない程度に行いましょう。

問題行動:1噛みつきが癖がある場合

今回のコザクラインコのヨモギちゃんのように、ケージの中に手を入れると噛みつく場合には、まずは縄張り意識を解くようにします。

インコ類に限らず動物は縄張りを持ちますので、人の飼育下でもケージや特定の小屋を自身のお城と考え、侵入を許さない事があります。

その為、他の部屋にケージを移すだけでも効果的にトレーニングができます。

訓練1:トレーニングの時間を決める

基本的にはインコ類は規則正しい生活と、12時間以上の睡眠が必要です。

特にトレーニングは、朝夕2回が望ましいと言われています。

1回3分でも構わないので、1日2回を目指し、無理であれば1日1回は行いましょう。

かける時間は3分でも、1時間でも構いませんが、トレーニングが入る為には24時間放鳥をさせるのではなく、ケージで管理をした方が良いと言われています。

訓練2:ケージの外側から指先で餌を与える

小鳥でも、手袋をつけて手を強引に中に入れると、返って興奮させるので、時間をかけてゆっくり慣らすつもりで行い、むやみに手を入れるのはやめましょう。

それよりも、空腹時に訓練を行う、決まった時間に行う事が大切です。

ケージの外に出す事ができず、体重測定ができない鳥さんの場合には、日々の餌やりは1日1回にし、餌やりの前に訓練を行います。

指先に餌をつけてケージの外側から指を柵に当てます。餌を食べられれば、これをしばらく繰り返します。

初めは強く噛みついてくるかもしれませんが、徐々に餌のみを食べるようになります。

訓練3:縄張り意識を持たせない

噛み癖のある状態で、ケージの外には出せない場合、ケージごと移動して訓練を行います。

先ほど、訓練をするにはケージで管理をした方が良いと言いました。

そもそも噛みついてくる理由は、自分の縄張りであるケージの中に侵入してきた手に対する攻撃の場合も少なくありません。

その為、ケージの置いてある部屋でのトレーニングは好ましくないのです。

そこで、トレーニングを行う際にはケージの見えない場所、別の部屋で行います。可能な限り場所を変え、キッチン、お風呂場、洗面所、廊下など様々な場所で行いましょう。

よもぎ
よもぎ

一部屋を自由に過ごさせるとそこを縄張りとみなし、トレーニングが入らないばかりか、部屋に入るものを敵視して威嚇したり、襲ってくる事さえあります。

訓練4:指をケージの中に入れてみる

ゆび先の餌を水入れや餌入れの小窓から指を1本入れてみます。この時強く噛みつくかもしれませんが、可能であれば反応せずに指は入れたままにします。

鳥さんが飼い主に噛みつくもう一つの大きな理由は、構ってほしいがためのものです。

噛み癖が付くのは、噛まれた時に飼い主や家族が笑ったり、周りの人が「あらあら」などど反応した事で、鳥さんは喜んでもらえたと思い、また飼い主を喜ばせようとして噛みつき、これがエスカレートしてしまうからです。

噛まれても声を上げたり、指を引っ込めるといった行動はせず、無反応でやり過ごします。

これを繰り返しながら、トレーニングを続け噛みつきが弱くなってきた場合、鳥さんは、ただ構ってほしかっただけの可能性があります。

この場合、指をしばらく入れておくと指の下をくぐったり、甘噛みをしてきたり、指にまつわりつくようになります。

こうした行動がある場合には、指先で頭や首、翼をなでてあげましょう。

4~5日そうして過ごしたら、いよいよ指に乗るステップへ移ります。

訓練4:指へ乗るステップアップ練習

ケージの大きい入り口から手を入れ、人差し指に乗るように差し出します。

この頃にはもう噛みつきが甘噛み程度に改善されていると思いますので、指に乗るようになったら、思い切り可愛がってあげましょう。

元々手乗りだった子の場合、ケージの外に出してもすんなりと指に乗ります。

待ってましたと言わんばかりに飼い主に甘えてくると思いますので、頭、頸、背中、お腹などを存分に撫でてみて下さい。

訓練5:思い切り甘えさせてあげる

ラブバードほど、人間に可愛がられて暮らす事が幸せな鳥はいないでしょう。

これまで飼育放棄や構ってもらえなかった寂しい過去を持つ鳥さんの場合、それを埋め合わせてあげられるほどの愛情を注いでいくことが望ましいのです。

ただし、単なる甘やかしをしただけでは社会性を育む事は出来ません。

大切なのは、社会性を身に着けさせる為のしつけや訓練を、鳥さんが楽しみながら行えるようなプログラムを作ってあげる事なのです。

リハビリを終えての変化

私の手の上でリラックスポーズをとるようにまでなったコザクラインコのよもぎちゃんですが、お預かり当初は、朝5時になると2時間でも3時間でもずっと鳴いていました。

よもぎ
よもぎ

鳴き声は意外にも大きいです。

コンパニオンバードのハルクインコンゴウインコとの飼育と並行してラブバーバードのリハビリを手探りでしていたのですが、当初朝の呼び鳴きは、コザクラインコの習性なのかと思っていたほど、私は無知でした。

ですが、今は朝夕の30分の放鳥、呼び戻しトレーニングをメインに、肩に乗せたり、指に止まらせ存分に愛情を注いだ結果、朝の呼び鳴きがいつの間にかおさまっていたのです。

鳥さんが鳴いている時、それは確かに意味があって鳴いているのです。そして多くは飼い主さんに構って欲しいという意思表示です。

その思いを汲んであげるとこんなにも素晴らしい鳥へと変貌するのかと、感心させられますし、慈しみの心を日々増して行きます。

愛鳥の事で悩んでいる方がいらして、この記事が少しでもお役に立てるなら幸いです。

最後までありがとうございました。

※社会性を身に着ける為の訓練方法は、また違う記事でご紹介しますので、まずは、飼育放棄された鳥さんの最初のリハビリである手乗りの再調教をご紹介いたしました。

コンパニオンバード~信頼関係を築くには~

コンパニオンバード~手乗りトレーニングと必要性~

コンパニオンバード ~お迎えの心構え~

コメント

タイトルとURLをコピーしました