鷹のフリーフライト
鷹をフリーフライトができるまでに調教するのは決して難しいものではなく、実際には1年から遅くても3年もあればフリーにする事はできると言われています。
ただ、周囲の飼育者を見て感じるのは、数年もすると飼育や調教に飽きてしまい、飼育困難に陥るケースが多いという事です。
こうなると、フリーにしてもロストをする危険性は高まりますし、野生化したり、最悪の場合突然死にもなりかねません。
だとすると、最も難しいのはフリーにする事ではなく、フリーフライトを維持する為に行う、毎日の訓練を決して疎かにはしないという意思を持ち続ける事なのかもしれません。
具体的な訓練メニュー
鷹のフリーフライト迄への訓練には段階があり、基本的な訓練メニューは以下の5つがあります。
- 訓練1『据え』
- 訓練2『室内でジャンプ』
- 訓練3『据え回し』
- 訓練4『渡り(ひも付き)』
- 訓練5『ジャンプアップ』
- 訓練6『ルアー訓練』
ですが、訓練を行う上でより良い反応を得る為には上記メニューをこなすだけでは不十分です。
実際に調教を始めると体重コントロールや肉色当て、環境要素の考慮など総合的に見て、その日のメニューを考えます。
こうした事は鷹の状態を管理する上でとても重要な事項ですので、こちらの記事も合わせてご参照いただければ幸いです。
訓練1:据え
『据え』では、グローブの上に鷹を乗せた状態を言い、鷹にこの上が最も安全な場所であることを教えます。
『据え・据え回し』は最も重要な訓練の一つと言えますが、何故これが重要なのかと言うと、これが基本であり、フライトが上手く行かない理由の多くは、この時期の訓練方法に問題があると言われているからです。
ここでは、鷹が安定した姿勢が保持できる事が重要になります。
フライトの基本は、どこまで遠くに飛ばせるかよりも、どんな状況でもすぐに反応できる(必ず呼び戻す事ができる)、という事に尽きる為、グローブの事が嫌いになるようでは訓練は進みません。
その為、据えは、単に鷹をグローブの上に乗せておくことだけを言うのではなく、給餌の場として覚えてもらう重要な訓練の一つになります。
据え中の給餌方法
細かく切った物(口餌)をピンセットなどでひと口ずつグローブの上に置いて与えます。
餌を与える際には、「ハイ」「ホツ」などの言葉を一緒にかけて、出来るだけ一口ずつ与えるようにします。
据えの時間は、慣れるまでは数時間と言われていますので、ソファーに肘をかけておくと、長時間でも姿勢を保つ事ができます。
私は今でも訓練から帰った後には、1時間から2時間はソファーに腰を掛けて据え、この時に水分補給をさせています。
水分補給について
水は水桶に入れておくと良いと言われますが、警戒心の強い子は桶から水分補給をしたり水浴びをする事を拒みます。
水分は、餌からも摂取する事ができるのでさほどの心配はないと思いますが、お迎えから1週間以上経過しても摂っていないようであれば、水を入れたコップを手向け、コップで水が飲めるようにします。
警戒して口をつけないなら、使役者が一口飲んでみせます。するとそのコップからなら水を飲むようになります。
※外での訓練を開始したら霧吹きや水筒を持参します。霧吹きで体に吹き付けたりコップに入れて水を飲んだりさせます。
グローブ上で鷹が安定した状態でいられれば次の段階に移ります。
訓練2:『室内でジャンプ』
大切なのは反応の速さ
ジャンプしてグローブで餌を食べる事ができるようにします。
重要なのはジャンプの距離ではなく、短い距離でも素早く餌に反応できる、という事です。
鷹にとって最も無防備となる体制は、餌を食べる際に頭を下に向ける姿勢であると言われています。
そのため鷹にとってのジャンプ(の距離)は、餌を食べる為に安全なのかを推し量る距離でもあります。
ここで使役者がジャンプの距離を伸ばす事に集中してしまうと、後々の訓練に影響が出ますので、餌への反応を良くする事を考えて日々の訓練を行う必要があります。
はじめはパーチからグローブに慣らす
訓練1の『据え』によりグローブの上で餌を食べるようになったら、グローブに一口餌を置いてパーチからグローブへジャンプできる距離で呼びます。
この時の距離は50㎝程度です。
1回でもできればかなり順調と思って間違いありません。
餌を握ったグローブを差し出すのは初心者には危険
餌であるヒヨコやウズラを、細かく切らずに握ったグローブを鷹の前に差し出す方法があります。
この場合、鷹が一口かじったら、使役者は鷹にバレない様にグローブの餌を素早く下に引っ込めてエサ入れへ隠さなければなりません。
この時引っ込め方が悪いと鷹にバレ、鋭い爪で、餌や使役者の指をつかんで離さなくなります。
ここで無理に取り上げようとしたり、つかんだ指から離そうとすると、自分の餌を横取りされたと思い更に強い力で握り返してきて非常に危険です。
特に指をつかまれた時には神経障害を起こす恐れがあります。
初心者の場合や、使役に慣れるまでは、勧める事はできない方法です。
必ず掛け声をかける
餌を与える時は必ず掛け声(名前を呼ぶ、ハイと言う、笛を吹くなど)をかけ、餌の合図を覚えさせます。
『据え』で行った掛け声は、通常の呼び戻し訓練で使用すると良いでしょう。
ここで重要なのは、呼び方を統一する事です。
はじめは餌を見せる時に掛けますが、何度も行っていくうちに掛け声をかければそれが餌であると認識し、掛け声により飛んで来るようになります。
また、訓練内容により呼び方を変えます。例えば、ルアーでは笛を吹く、見えない場所からの呼び戻しでは餌合子を使用する、などです。
※道具の紹介は、こちらの記事をご参照ください。
スムーズに往復できているか
グローブへのジャンプに時間がかかる場合、距離を短くし、片足だけでも乗れるようにします。
グローブに乗りそうもなければ、その日の訓練は中止します。
この場合、本来与えようとした餌の量を少し減らして『据え』に戻って給餌しますが、必ずグローブの上で与えるようにします。
そして24時間後に同じメニューを行います。
空腹になれば鷹は必ず餌を食べるようになります。ですが、絶食や急激な体重減少をさせる事は鷹に負担がかかりますので、焦らずに少しずつ減らしていく事が大事です。
一日に減らして良い体重には限界があります。この点については後日詳細な記事を書く予定です。
特に幼鳥の場合には絶食する必要はないと考えています。
体重の減らし方、肉色当てについては、後日掲載する詳細記事をご参照ください。
リーシュの長さ(約90㎝)をジャンプ
グローブとパーチの往復がスムーズにできるようになったら次のリーシュの長さに挑戦します。
リーシュとは、稽留用の紐(ザイル)です。要領はパーチの長さと同じです。
訓練3:『据え回し』
据え回しとは、鷹が外の世界に慣れる為に行うものですが、この時鷹の全体を眺めつつ個体の性質を把握するように努めます。
外の世界に慣れるとは、外で餌を食べる事ができるかどうかと言う事す。
据え回しは“この期間行う”と言うものではなく、信頼関係を築く上でも重要な日々のトレーニングメニューになります。
まずはポイントを決めてその地点に来たら少量の口餌を与えるようにします。
※口餌とは、小指の先端程度に細かく切って与える餌の事。
また、自動車や飛行機の騒音、人など、鷹が恐怖を感じる物に接近した時に、驚いて飛び立たないよう、使役者が鷹の注意をそらす為に、口餌を与えます。
歩行中すれ違う人や物がある時には、使役者は鷹の視界がそれらに行かないように、対象物へ背を向ける形で45°回転し、グローブに餌を乗せて食べさせるようにします。
慣れる迄は食べない事もありますので、根気よく続けます。
※据え回しには夜、朝、昼と段階がありますが、通常はショップで日中の明るさに慣れていると思いますので、ここでは詳細については割愛します。
据え回しは犬の散歩とは意味が違う
据え回しは犬の散歩とは意味合いが異なり、鷹にとってグローブの上が最も安心であるという事を教える為にも大切な基本訓練です。
ここで、餌が食べられるようにならなければ予備戻し訓練に必ず悪い影響が出ます。
据え回しの姿勢チェック
グローブの上で安定した状態を保っている鷹は、使役者が歩行をしていも背筋が伸び、尾羽は閉じ、真っすぐ前方を見据えています。
反対に、前傾姿勢で尾羽が開いている場合にはグローブ上が不安定なためにバランスをとっています。
また、キョロキョロと仕切りに見回しているのは、周辺を警戒している場合です。
私の失敗①:据え回しで餌を与えない
訓練4:『渡り(紐付き)』
はじめは短距離から
室内でのジャンプが順調に出来たら外で忍縄(おきなわ)を使用してフライトの訓練を開始します。
据え回しである程度見知っておいた場所から始めると、鷹の警戒心がなく良いでしょう。
初めは紐を短くして短い距離から、次第に長い距離を飛べるようにします。
最も重要なのは距離より反応の良さ
訓練で最も重要なのは、呼んでも30秒以内に飛んでこない場合にはその日の訓練は中止にする、若しくは据え回しを1からやり直すと言う事です。
呼び戻しの反応に30秒以上かけてしまうと、鷹自身のタイミングで飛ぶ事を許してしまい、フリーにしたときに回収困難になる危険性が生じるからです。
その為、反応が悪い場合には訓練を中止し、餌もこれ以上は与えず、鷹に『飛ばなければ餌はもらえない』と言う事を教えるようにします。
訓練5:ジャンプアップ
ジャンプアップは、鷹を足元から使役者のグローブの高さに上げる訓練です。
使役者は、はじめは台なしで行い徐々に台の高さを上げて、鷹のジャンプの距離を伸ばします。
ジャンプアップは、鷹にとっては距離を飛ばずに済むので反応が良くなりますし、筋力アップの為には飛ばす訓練よりも良いと言われています。
呼び戻しが上手く行かない場合、雨の日の室内訓練などにも脚立を使用して行えますのでメニューとして不可欠なものと言えます。
訓練6:ルアー訓練
ルアーとは疑似餌の事で、餌となる肉片を付けて、笛などを吹いて合図し、振り回しながら鷹につかませる訓練です。
ルアーにひよこ🐥2/3~1羽など大きい餌をつけ、笛を吹くと同時に飛び掛かるようなら訓練はうまく行っています。
ハリスでもルアー訓練は必須
この訓練は、鷹狩の為だに行うものではなく、確実な回収手段を持たせる為に最重要項目です。
フリーにした鷹は必ず回収する事ができなければならず、その最終手段がルアーと言えるのです。
一般に訓練は、鷹が餌を食べたいという気持ちを利用して行います。
そのため訓練では必ず餌を食べさせるので時間の経過と共に当然お腹が一杯になり、反応が悪くなります。
※鷹は、呼んでも餌を与えないとメリットがないため来なくなるので、呼んだら必ず餌を与えます。
訓練を終えるタイミングを見誤ると、回収困難になり30分以上帰らなかったり、最悪の場合はロストに繋がります。
お腹が一杯でもルアーを振れば必ず戻ってくる、という訓練を入れる必要があるのですね。
重要なのは空中キャッチではない?!
空中で獲物をキャッチする鷹の姿は本当に格好が良く、憧れますね。
そうですね。ただ確実な回収手段になりうる為には、空中キャッチができる事よりも、『ルアーへの反応を良くする』訓練が大事なんです。
まずは大きな餌(ひよこ1羽)を付けたルアーを、笛を吹きながら2~3回ふり回して、ポトンと地面に落とします。すぐに鷹が反応すれば成功です。
鷹がルアーの餌を食べ始めたら全て食べ終わるまで笛を吹きながら待ちます。
食べ終えたら、餌を握ったグローブを鷹の胸よりやや尾の方に当てて、敢えて鷹が食べにくい姿勢をとらせます。
こうする事で、鷹が餌を食べようとして片足をグローブに乗せますので、かじらせながら(餌に集中)両足が乗るように持ち上げます。
これを据え上げと言います。
両足を乗せたら、右手でルアーを覆い隠してバレないようにサッとバッグにしまいます。
バレると、獲物を横取りされたと思い取り返そうとするので、餌に集中させている間に素早く隠さなければなりません。
据え上げは慣れるとうまく行くようになります。私はいまだに下手ですが…。
ルアーはご褒美
ルアー訓練では必ず大きな餌(例えばヒヨコ1/2~1羽)をつけてあげて、投げたルアーを鷹が仕留められるようにします。
その為、初期のルアー訓練ではまず、ルアーを地面にポトンと落とし、必ず付けた餌を丸々食べらるようにしてあげましょう。
初期訓練で空中キャッチにこだわり、失敗を繰り返す事は実は訓練としては好ましい事ではありません。
鷹は、据え上げに際し、無理に獲物を取り上げたり、ルアーキャッチの失敗を繰り返すと、その事に対して諦めると言われています。
なので、振り上げたルアーは必ず仕留めるようにさせなければなりません。
なるほどです。格好つけるばかりではなかったのですね。
はい。ルアー訓練の意味は奥深いものです。
ルアーや餌箱など道具の管理もまた、鷹の目の届く位置には置かないようにします。
これらの訓練が完璧にこなせられたら、フリーにする事ができます。
ですが、フリーにしても訓練を毎日しなければ、結局もとの木阿弥になる事を決して忘れないでください。
体重コントロール
見慣れた場所や短い距離であれば、通常の体重でも飛ぶ事はできます。
ですが、鷹のフライト訓練は、鷹が餌を食べたいという欲求を利用して行うものであるため、何等かに警戒をすると餌を食べようとはしなくなり、呼んでも餌を見せても飛んで来なくなります。
では鷹が何等かに警戒するときとはどのような時か。
これは、鷹がある程度お腹が満たされている時となります。
鷹にとって最も無防備な姿勢は、餌を食べる為に下を向いている時です。そのため、少し体重が減ったくらいでは危険を冒してまで餌を食べようとはせず、周囲へ警戒が向いています。
鷹が飛ぶようにするためには、危険を顧みずに餌を食べたいと思うほど空腹な状態にしなければなりません。
ここで注意が必要なのは、使役者は体重を減らす事だけを意識してはならないと言う事です。
フライトコンディション
鷹が飛ぶためには、体重、肉色当て(ししあて)、フンの状態、フライト場所を総合して考えなければなりません。
体重を減らす事は必要ですが、最も観察すべきなのは肉色(しし)の状態と言われています。
※肉色当てとは:猛禽類の胸の辺りにある竜骨突起という骨を触って、そこの肉付きがどのくらいなのかを確かめる事を言います。
また、フンの性状を見る事も、前日の餌が消化しているかいないかがわかり空腹をはかる目安になります。
更に、訓練場所についても、いつも同じ場所でしていると、違う場所に行ったときには飛ばなくなります。
体重の落とし方、肉色当ての仕方、フンの見方、訓練場所の選定方法については、鷹匠になるには~呼んでも来ない理由とは~でご紹介していますのでご参考いただければと思います。
紐付き訓練での事故
紐をつけるのは、ロスト防止の為ですが、この事は必ずしも鷹の安全を確保するものではなく、紐付き訓練だからこそ起こる事故がある事を知っておかなければなりません。
紐付きの訓練中にしばしば起こる事故は、予期せず鷹が飛び立ってしまい、高い場所に上がってしまう事です。
- 突然の物音や人にびっくりして高い木の枝に上がってしまう。
- 強風にあおられて木や建物の柵などに紐が引っ掛かってしまう。
- ロープジェスや、紐(忍縄)が木や建物に絡まり逆さづりになる。
この内、最も厄介なのが3つ目の逆さづり状態になる事です。
高い場所でも、紐がどこかに引っかかりさえしなければ時間はかかっても呼び戻しにより下す事はできます。
ですが、ロープジェスや紐が、木の枝あるいは建物の柵などにからまり、鷹が逆さづりになってしまうと、早ければ数十分で死に至ると言われています。
その為、ひも付きでのフライト訓練では、周囲に高い物がない広い場所を選ぶようにしなければなりません。
不慮の事故が起きたら…
万が一事故が起きた場合には、まずは師匠がいれば師匠に連絡し、どうすべきかを相談をします。
また、その場所や施設を管轄している管理会社がわかれば連絡をし救助に協力を頂けるようお願いしてみましょう。
訓練場所は、許可を得た場所で
私は普段から家の近くの河川敷で訓練をしています。
この河川敷の管理者は市になりますので、鷹を飼い始めてすぐに市へ連絡し、まずは鷹の訓練を行っても良いか問い合わせ、問題ない事を確認していました。
また、通行人や利用者の方から苦情がある場合には連絡を頂けるようにと既に連絡先もお知らせしておりました。
事故はどのようにして起こるか
フリーを目前に控えた2月頃、訓練の準備(忍縄を長くしていた)をしていた時に突風にあおられてしまい、予期せず鷹が飛び立ってしまいました。
突然の事で忍縄を引く事ができないまま、鷹は、高所の市の設備に上がり、鉄の棒に縄を1周させ、宙づり状態になってしまいました。
幸いだったのは、紐が緩み、何とか自力で足場を見つけ、態勢を整えてじっとしていてくれたので、強風の中にあっても逆さまになる事だけは避ける事が出来ました。
師匠に連絡し、アドバイスの頂き、市の職員の方に援助を頂く事が出来たので、この時は事なきを得る事が出来ました。
公共施設では入る事ができない場所もあるかと思います。訓練場所の選定や、訓練方法には十分気を付けなければなりません。
適切な道具の使用
ひも付きで訓練をしていても、適切な道具を使用していない場合には紐が外れてロストにつながる場合があります。
その為、ロストや事故を起こさない為の道具の管理も訓練の重要なポイントと言えます。
特に注意したいのは、紐にフックを使用して訓練を行う場合です。
フックを使用する場面は、稽留するときに鷹匠結びが面倒だったり、リーシュにフックをセットしてガイド用ロープを使用する場合などです。
普段訓練で使用する忍縄は20~30mの長さの紐(細いロープ)の事ですが、紐を長くすればするほど長その分鷹は遠くへ、あるいは高い場所に上がってしまいます。
訓練中の鷹は何かに驚いたり、カラスに気が向いたりちょっかいを出されたりてして使役者の予期しない方向へと飛び立つ事があり、紐が長ければ木の枝や建物に引っかかり、取返しのつかない事になりかねません。
こうした事を予防する為には、ガイド用のロープを張る事ですが、そこに1m~1.5mくらいのザイル(登山用のロープ)にフックをつけて、ガイド下で訓練を行う事です。
ですがここで最も注意したいのは、フックがロック式でない場合ほぼ外れると言う事です。
私の失敗④:ベランダに稽留中、フックがはずれロスト
紐付き訓練中の鷹は、紐が外れればロスト(見失い)する危険が高いばかりでなく、紐が絡まり事故に遭う危険性が非常に高くなるので必ずロック式の物を使用します。
コメント